浜松市中央区の内科・循環器科 本康医院

本康医院
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母子手帳を見直してみましょう

保育園・幼稚園・こども園に通園、または該当する年齢のお子様のために 2024

小児がかかる可能性のある感染症の中で、ワクチンで防ぐことのできる病気は、現在日本では19種類あります。母子手帳に予防接種の記載欄がありますが、新しく追加されたワクチンや 公費接種以外は、記載欄がないものもあるので、接種時期を逃すことがあります。就学前の感染症予防のために、この時期に 母子手帳の予防接種欄を見直してみましょう。

  • BCG
    生後6カ月くらいまでに済んでいるはずです。乳幼児期の結核感染予防に有用。
  • 4種混合(DPT-IPV:ジフテリア、百日咳、破傷風の3種混合+不活化ポリオ)
    生後2か月から開始、1期初回(計3回)、概ね1年後に1期追加が1回あります。遅くても7歳半までに計4回接種を受けておきましょう。
    2024年4月からは5種混合(DPT-IPV-Hib)になります。従来の4種混合を接種していた方は、そのまま継続してください。
  • 麻疹、風疹(MRワクチン)
    1歳時に1期として1回目、年長さんにあたる年齢で2期として2回目の接種を受けてください。
    麻疹(はしか)は空気感染でとてもうつりやすく、かかると致死的になることもあり、かなり後になって脳炎を起こすこともあります。必ず接種しておきましょう。
  • 日本脳炎
    3歳時から開始することが多いですが、生後6か月から接種可能です。未接種の方は、7歳半までに1期追加までの3回接種を終えておきましょう。
  • 小児肺炎球菌ワクチン(PCV15)
    髄膜炎、中耳炎の予防です。公費は5歳未満まで
  • インフルエンザ桿菌b型ワクチン(ヒブ)
    髄膜炎、喉頭蓋炎の予防です。原則5歳未満まで
  • 水痘
    1歳時と初回接種3か月後から1年の間位に2回目、遅くとも3歳未満での2回接種が勧められます。
  • B型肝炎ワクチン
    母子感染のほかに、水平感染もあるため、接種が勧められるワクチンです。合計3回接種します。平成28年10月から0歳児のみ定期接種となっています。
  • ロタウイルスワクチン
    令和2年10月から定期接種になりました。初回接種の標準的な接種期間は生後2か月から生後14週6日までとされ、冬期の下痢症を予防します。2回(薬の種類によっては3回)、経口投与です。

◎上記以外に勧められるワクチン(公費ではなく自由診療)

  • おたふくかぜ
    かかると難聴の合併症があり、1歳時と年長さんの2回接種が勧められます。
  • インフルエンザ
    生後6か月から接種可能、4か月程度持続し、毎年冬期に接種します。

◎小学校に入った以降に接種するワクチン(公費です)

  • DT2期(ジフテリア、破傷風)
    11歳~13歳未満で接種します。*百日咳ワクチンを含めたDPTとして任意接種(自由診療)が可能です。
  • 日本脳炎2期
    9歳~13歳未満で接種します。これが4回目の接種となります。
  • ヒトパピローマウイルスワクチン
    子宮頚がんの原因となるウイルスに効くワクチン。女子のみ15歳未満では6か月間に2回接種します。小学6年から公費接種可能です。キャッチアップ接種が可能な年齢がありますので、市からの通知を確認してください。

小学校に通学しているお子さまのために 2024

小児がかかる可能性のある感染症の中でワクチンによって防ぐことのできる病気は、現時点で19種類あります。母子手帳に予防接種の記載欄がありますが、新しく追加されたワクチンや公費接種以外のワクチンは、チェック欄がないものもあります。接種し忘れがないか、この機会に母子手帳を見直してみましょう。未接種のワクチンやわからないことがあれば、母子手帳を持ってかかりつけ医にご相談ください。

◎定期接種(公費ワクチン)

  • BCG
    生後5カ月くらいまでに済んでいるはずです。乳幼児期の結核感染予防に有用。
  • 4種混合(DPT-IPV:ジフテリア、百日咳、破傷風の3種混合+不活化ポリオ)
    2か月から開始、1期初回(計3回)、概ね1年後に1期追加が1回あります。遅くても
    7歳半までに計4回接種を受けてあるはずです。11歳~13歳未満でDT2期として追加接種があります。*DT2期は、百日咳を含めたDPTとして任意接種が可能です。この時期、百日咳のワクチンの効果は切れており、接種が本来望まれるタイミングです。
    令和6年4月からは5種混合(DPT-IPV-Hib)になりますが、接種しなおす必要はありません。
  • ポリオ
    平成24年11月からは3種混合と合わせて4種混合ワクチン、令和6年4月からは5種混合(DPT-IPV-Hib)となっています。経口接種が2回済の方は、追加不要。
  • 麻疹、風疹(MRワクチン;はしか、三日ばしか)
    1歳の時に1回目、年長さんで2期として2回目の接種が済んでいるはずです。麻疹(はしか)は空気感染でとてもうつりやすく、かかると致死的になることもあり、かなり後で脳炎を起こすこともあります。必ず2回接種をしておきましょう。
  • 日本脳炎ワクチン
    7歳半までに計3回の接種を終えておきましょう。3回済んでいる方は、2期として9~13歳未満で4回目の接種をします。
  • ヒトパピローマウイルスワクチン
    子宮頚がんの原因となるウイルスに効くワクチン。女子のみ15歳未満では6か月間に2回接種します。小学6年から公費接種可能です。

◎任意接種(小学生では公費でなく自由診療になりますが、接種が勧められるワクチン)

  • 水痘
    脳炎、肺炎、脳梗塞などの合併症があり、1歳からの2回接種が勧められています。
  • B型肝炎ワクチン
    B型肝炎ウイルスによる肝炎、肝がんの予防として、世界でも広く接種されています。合計3回接種します。平成28年10月から0歳児にのみ公費になりました。
  • おたふくかぜ
    髄膜炎や難聴(1000人に1人の割合)などの合併症があり、1歳と6歳時の2回接種が勧められています。遅れてもよいので2回接種をしましょう。
  • インフルエンザ
    4か月程度効果が持続します。毎年冬期に接種します。

進学、就職時に、罹患歴や予防接種の接種記録を求められることがあります。母子手帳は必ず残しておきましょう。

中学校に通学しているお子様のために 2024

小児がかかる可能性のある感染症の中でワクチンによって防ぐことのできる病気(vaccine preventable disease: VPD)は、現時点で19種類あります。母子手帳の予防接種の記載欄には、新しく追加されたワクチンや定期接種以外は、チェック欄がないこともあります。中学生になると時間がなく、必要な予防接種をつい忘れてしまうことがあります。大人になるまでに必要な予防接種を確認するために、一度、母子手帳を見直してみましょう。未接種のワクチンやわからないことがあれば、母子手帳を持ってかかりつけ医にご相談ください。

  • BCG
    生後5カ月くらいまでに済んでいるはずです。乳幼児期の結核感染予防に有用。
  • 3種混合(DPT:ジフテリア、百日咳、破傷風)
    3か月から開始、1期初回(計3回)、概ね1年後に1期追加が1回あります。 7歳半までに計4回接種を受けてあるはずです。11歳~13歳未満でDT2期として追加接種があります。
    *DT2期は、百日咳を含めたDPTとして任意接種が可能になりました。この時期、百日咳のワクチンの効果は切れており、接種が本来望まれるタイミングです。
  • 麻疹、風疹(MRワクチン;はしか、三日はしか)
    1歳の時に1回目、年長さんで2期として2回目の接種が済んでいるはずです。
  • 日本脳炎ワクチン
    7歳半までに計3回の接種を終えていると思います。3回済んでいる方は、2期として9~13歳未満で4回目の接種をします。合計4回で接種完了です。
  • ヒトパピローマウイルスワクチン
    子宮頚がんの原因となるウイルスに効くワクチン。女子のみ小学校6年~15歳未満では6か月間に2回、15歳以上では3回接種します。

◎任意接種(中学生では公費対象でなく自由診療になりますが、接種が勧められるワクチン)

  • おたふくかぜ
    1000人に1人難聴の合併症があり、本来1歳、6歳時に2回接種をします。
  • 水痘
    肺炎、脳梗塞の合併症があり、本来1歳時から2回接種が勧められています。平成26年10月からは1~3歳未満を対象に公費になりました。
  • インフルエンザ
    4か月程度効果が持続します。毎年冬期に1回接種します。
  • B型肝炎ワクチン
    母子感染(保険で接種可)のほかに、水平感染もあるため、本来接種が勧められるワクチンです。合計3回接種します。B型肝炎ウイルスによる肝炎、肝癌の予防ワクチンとして、世界では広く接種されています。平成28年10月から0歳児にのみ公費になりました。

進学、就職時に、罹患歴や予防接種の接種記録を求められることがあります。母子手帳は必ず残しておきましょう。

水痘(水ぼうそう)の定期接種について

水痘の予防接種についてご説明します。

  • 水痘にかかったことのある方、2回接種の済んだ方では対応不要
  • 1回も水痘ワクチンをうったことがない方

(1)1歳以上~3歳未満
平成26年10月から定期接種(公費)になりました。1歳時に1回目の接種、6カ月後(3カ月以降可能)に2回目の接種をします。
(2)3歳以上~5歳未満
平成27年3月までは、定期接種となるので、初回接種を行います。2回目は初回から3カ月以上あけますが、これは任意接種となり、公費は出ません。
(3)5歳以上13歳未満
年齢が、上になったからと言ってうたなくてもよいわけではありません。任意接種となります。速やかに初回接種を行い、3カ月以上あけて2回目を接種します。
(4)13歳以上
任意接種となります。初回接種を行い、1カ月以上あけて2回目を接種します。

1回しか水痘ワクチンをうったことがない方
(1)1歳以上~3歳未満
初回から3カ月以上あけて2回目の接種をします。ただし2回目が3歳以上になると任意接種となります。
(2)3歳以上~13歳未満
初回から3カ月以上あけて2回目を接種しますが、これは任意接種となります。
(3)13歳以上
任意接種となります。初回から1カ月以上あけて2回目を接種します。

任意接種とは、公費が出ないということで、うたなくてもよいという意味ではありません。水痘ワクチンは、1回のみでは14~33%に抗体がつかないことがあります。そのため、1回接種してもかかることがあります。それを防ぐために2回接種が勧められています。接種により、ご自身がかかりにくくなりますが、多くの方が予防接種を受ければ、予防接種のできない体質のお子さまがかかりにくくなるという、いい影響もあります。
また成人は水痘肺炎を起こすと重症になることがあります。妊娠中の水痘罹患も望ましくないことから、かかったことのない方は、この機会にワクチン接種を考慮してください。

大人の方のための予防接種

風疹:三日ばしかとも言います。多くの場合は発熱と発疹といった症状のみで経過しますが、脳炎や血小板減少性紫斑病を合併することがあり、成人では一過性の関節炎を合併する場合があります。妊娠初期に風疹ウイルスに感染すると、白内障、先天性心疾患、難聴を主症状とする先天性風疹症候群の児が生まれる可能性があります。風疹も先天性風疹症候群も、特異的な治療法はないことから、ワクチンによる予防が重要です。
平成23年度から30~50代男性での流行が顕著になり、平成24年からは関東や都市部を中心に大流行をしています。1977年~1994年までの14年間では女子中学生だけに風疹の定期接種をしており、1977年に女子中学生のみ風疹の定期接種が始まり、1995年から生後12カ月以上90カ月未満の男女と男女中学生が定期接種の対象となりました。2006年度から、麻疹風疹混合ワクチン(MRワクチン)による2回接種が始まっていますが、3、4期の接種率は不十分であり、平成24年度で3、4期の接種も終了しました。
上記の定期接種の対象でなかった大人たち、特に30~50代の男性のワクチン接種率および抗体保有率が低いことが知られており、風疹にかかりやすくなっています。妊娠予定の方はもちろん、流行を広めないようにし、先天性風疹症候群の発生を予防するためにも、罹患したことがない方は予防接種を受けておくことが望ましいと思います。保育園、幼稚園では保護者に妊娠予定の方もいらっしゃると思います。小学校の児童は、MRワクチンを2回接種してあるはずですが、園児には1回のお子さまもいらっしゃると思います。皆さまから園児、児童に感染させるということがないように、下記の方は接種をお願いします。

  • 風疹にかかったことがない、あるいははっきりしない。
  • 妊娠予定である、またそのパートナーである。
  • 風疹、MRワクチンを接種していない、また1回しかしていない。

風疹の単抗原ワクチンは不足しており、当地では恐らく秋までは入手困難です。しかし、風疹と同様に予防が大切な麻疹のワクチンを含んだMRワクチンがありますので、躊躇せずMRワクチンを接種していただければと思います。
東京、大阪、神戸、愛知での流行に加え、静岡県でも風疹の報告が目立っています。ゴールデンウィークに入り、人の移動が多くなるこの時期は、各地に流行が広がる可能性があります。当地で大騒ぎになる前に、対策をとっておいた方がよいと思います。
ワクチンはいつうったらよいの?今でしょ!と言いたいところですが、当地では、現時点では公費補助はなく、成人においては自費となります。かかりつけ医にご相談ください。

保育園、幼稚園、小学校では、おたふくかぜ、水痘の流行することがあります。成人での罹患は症状が重いことが多く、罹患されたことがない、また予防接種も受けていない方は、この機会に予防接種をご検討ください。MRワクチン、おたふくかぜ、水痘ワクチンは、接種後、1カ月たてば次のワクチンが接種できます。また風疹ワクチンの接種後、2カ月の避妊が望ましいとされていますが、その間にもし妊娠がわかったとしても、その後の経過に影響はないとされています。(参考:国立感染症研究所感染症情報センター

こころとからだの健康

今まで学校保健委員会では、薬物依存、食育、メディアとの付き合い方、そして昨年は新型インフルエンザの話題と比較的具体性のあるテーマでお話をしてきました。いわば、からだの健康について、皆さまと一緒に勉強をしてまいりました。こころというのは、他人から見えない、そして自分でもはっきりわからないものです。たとえこころの病気になっても、自分も他人も気づかない場合が多いのです。悩みは誰にでもあります。それをやわらげるための考え方がいくつかあります。

  • 寝る前に考えよう:明日はこうしたらよいかも、明日はきっとうまくいく
  • 自分の体にありがとうを言おう:きちんと働いているからだに感謝
  • 明日はいつも別の日:明日はもっといい日になる

こころを豊かにするには、どうしたらよいのでしょうか。答えのひとつは本を読むことだと思います。今の遊びは、ゲーム、パソコンを中心にした二次元の世界で、おもに視覚からの情報を入れることが多くなっています。次々変わる画面で頭は疲弊し、ゆっくり考えることができなくなっています。その結果、人間らしさを育てる脳の発達が障害されることがあります。絵本は読むのに時間はかかりませんし、行間を読むことができます。高学年になっても、本を読むのが苦手なお子さまもいると思います。小学校でされている「読み聞かせ」は良い方法と思います。今回のお話で紹介したのは、「日本一短い手紙とかまぼこ板の絵の物語」(中央経済社)という本です。短い文から情景を想像するのには、良い本です。

体の疲れをとるのは、ストレッチやマッサージがあります。一日たまったストレスを、明日にできるだけ持ち込まないにはどうしたらよいでしょうか。今日寝る前に、一日あった悪かったことを思い出すと寝つきが良くありません。一日でよかったこと、特に自分のお子さまに関してよかったことを思い出してください。どうしても叱るのが得意になり、褒めるのが苦手になることもあると思います。お子さまのよいところをいつもほめてあげようとする気持ちが大切です。

育児について書いてある色々な本があります。“すぐにわかる~”“必ずうまくいく~”と表題にあるとつい買って読みたくなります。読むのはかまわないし、いろいろな情報を取り入れるのは良いことと思います。しかし、自分に、またお子さまにあてはめることができるか考えなければいけません。悩み解決は保護者でも、先生でも、医師でも難しく、時間のかかるものです。一発でうまくいくのを期待せず、自分が実践できることだけをまずやってみるのがよいのではないでしょうか。

抗生物質ってなんでも効くの?

スーパー耐性菌、多剤耐性緑膿菌、アシネトバクターなど怖そうな名前が、最近、テレビや新聞をにぎわしています。細菌感染症は、細菌が体のある臓器に入り込み悪さをする病気です。診療所にお見えになる方で多く見られるのは、膀胱炎、肺炎、小児では中耳炎、膿痂疹などがあります。細菌は臓器によりつきやすいもの、つきにくいものがあります。外来でみられる感染症において、例えば膀胱炎では大腸菌が多く、肺炎では肺炎球菌が多くなっています。入退院を繰り返す慢性の病気をお持ちでなければ、上記の耐性菌にいきなりかかることは考えにくくなっています。

細菌感染症の診断には、細菌の種類を調べることが大事ですので、検体をとり染色、培養を行います。膀胱炎なら尿、肺炎なら喀痰というように、検体を調べて、細菌の名前とどの抗菌剤の効果があるかを調べます。抗菌剤には多くの種類がありますが、それぞれ得意分野があります。狭い領域を担当するものや、かなり多くの細菌に対して効果のあるものもあります。細菌の種類や何に効くかがわかれば、できるだけ狭い領域に絞って抗菌剤を使うことができます。なんにでも効く広い抗菌剤が良いというわけではありません。少年サッカーの対戦相手がFCバルセロナであったり、少年野球相手にダルビッシュが投げたりすることは有用ではありません。細菌の種類が分かっているのに、関係ない領域に効果のある抗菌剤を使う必要はないわけです。ただ細菌の種類が分からない場合は、最初に広い領域に効果のある抗菌剤を使うこともあります。わかった後で、狭い領域に変えるという方法があります。

診療所でみられる感染症には上気道炎が多いですが、ほとんどウイルス性といわれ、抗菌剤は必要ありません。気管支炎にしても慢性の肺の病気を持っている方以外はウイルス性が多いといわれています。念のため抗菌剤というと気を使っているように聞こえますが、やっつけるべき細菌がいないのに抗菌剤が体に入ると、普段仲よくしている常在菌をやっつけてかえって悪さをすることがあります。また抗菌剤の乱用は耐性を惹起することがあり、慎むべきこととされています。

話題になっている耐性菌はかなり体力が低下した時に感染症としてあらわれることがありますが、病院外で問題になることは少ないものです。しかし、病院の外でも以前効いていた抗菌剤が効かない細菌が出てきています。抗菌剤を普段から適正使用することが、耐性菌を増やさない方法の一つです。そのため、ご面倒かもしれませんが、当院では尿、痰などの検体をとらせていただき、効果のある抗菌剤を使用することを基本としています。抗菌剤を希望される方もお見えになると思いますが、症状をよくお聞きし、本当に必要か考えてから使用するようにしたいと思います。